2012年03月23日

新宿

中上健次が多くの時間を過ごした新宿の陋巷を歩いた。
オイラの追跡も、ひとまずここで終わろうと思う。

「十八歳、海へ」で主人公は帰郷した折、地元(新宮)の友達に「東京はおもしろいか?」と尋ねられる。
「おもしろい、あそこには何でもある。」と答える。
「十八歳」から始まり「海へ」でのクライマックス(射精)は、アイデンティティの根源にあるように思う。
彼は、Roots(新宮)への帰還から、土着の物語を執筆する。


「僕は新宿へ出た。」


「僕はヤクザのような男に眼をつけたといっておどかされたし、同性愛者からにっこり笑いかけられホテルに行こうとよびかけられた。」

中上健次/「十八歳、海へ」より




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