2007年08月16日
熊野変態前夜
いい食堂を見つけた。
この時期は道の駅もガイドブックに載っている店も観光客でいっぱいになってしまうので、オイラは避けて通り、地元民しか行かなさそうなところで食事している。こういうところは大当たりか、大ハズレのギャンブル的な要素があって楽しい。
営業しているのか・・・・?扉を開けても誰もいない・・・
「ちは~!」
間をおいて、いらっしゃい!と、面食らったような顔つきで中からおばはんが出てくる。
ソファーの上にはテレビのリモコンが転がっていて、テーブルの上には新聞が無造作に広げられていた。家のリビングみたいだなぁ、と感じつつランチを注文しつつ着席。
「花火観に来たん?」
職場が近いのだと返答する。
「観んよ。どいらい車つむから。(とても渋滞するから。)」
オイラが地元の言葉を喋るので、さらに面食らったようだった。おばはんは、オイラの来店がとても嬉しかったらしく、ランチのほかにも自宅で漬けた梅干やら、焼き魚をくれた。
「娘が大阪におるんよ。熊野の花火に比べれば、PLの花火もたいしたことないっていいやったわ。ほんまなん?」
大阪やら神戸から来るお客さんも「熊野の花火観な、夏が終わった気がせんわ!」と毎年来るのだそうだ。オイラも同感!
オイラもPLの塔の近くの職場に勤めていたことがあるので10万発を誇るPL花火を知っている。フィナーレは、闇夜を真っ昼間に変えるような、自然の摂理を破壊させる美しさがあった。ヴィシュヌ神が降臨しそうな勢いであった。
「でも、肌で感じる風圧、激震は熊野の花火を越えられませんねぇ。」
おばはんは厨房から、「熊野大花火」の分厚いプログラムを持ってきてくれた。
花火のことはさっぱりわからんが、三尺玉は320kgもあって空には上がらない。「自爆」という方法で、地上で爆発させる。体感震度は7という。
オイラは幼いころから、木本にあるブラフマンKOHKIの親戚宅に車を停めさせてもらったり、旧友と必ず来ていた。
明日、熊野大花火。行くべし!
熊野大花火をもっと詳しく知りたい方はこちらへ
幼なじみが活躍しているKOHKIをもっと詳しく知りたい方はこちらへ
Posted by sndicegame at 00:47│Comments(0)
│熊野